
こんにちは。茨城県結城郡八千代町の行政書士、くぼやです。
空き家シリーズ第3弾です。
空き家の庭木が道路にはみ出している。しかも枯れかけていて、今にも落ちそう…。
こんな場合、
- 自治体が切ってくれるのか
- それとも近隣住民が対応するのか
気になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、基本的には土地所有者の管理責任です。
ただし、状況によっては道路管理者(自治体など)が対応するケースもあります。
今回は、空き家の樹木が道路にはみ出して危険な場合について、道路法の考え方を整理します。
原則:木の管理責任は土地所有者
庭木や樹木は、土地の所有者の財産です。
そのため、道路にはみ出している場合でも、原則として所有者が剪定・伐採する必要があります。
つまり
- 空き家
- 所有者が遠方
- 管理されていない
といった事情があっても、基本的な管理責任は変わりません。
実務上も、自治体はまず
所有者へ連絡・指導
という対応をとることが多いようです。
では自治体は何もしないのか?
そうとも限りません。
道路を管理しているのは
- 国
- 都道府県
- 市町村
などの道路管理者です。
道路法では、道路管理者には道路を安全に維持管理する責任があります。
そのため、
- 枝が落下する危険
- 視界を妨げる
- 通行の安全に影響
といった場合には、自治体が対応するケースもあります。
ただし、これは自治体の判断による対応であり、必ずしも伐採してくれるとは限りません。
実務上よくある自治体の対応
自治体によって対応は異なりますが、一般的には次の流れが多いようです。
①所有者へ指導
②改善されない場合は再指導
③危険性が高い場合は応急対応
例えば
- 枝の一部を切る
- 注意喚起
- 安全確保
などです。
ただし、私有地の樹木を自治体が勝手に伐採することは基本的に難しいとされています。
理由は私有財産の処分に関わるためです。
所有者が分からない空き家の場合
実際の相談で多いのが、
登記簿の住所に連絡しても連絡が取れない
というケースです。
この場合でも、
- 所有者調査
- 相続の確認
などが必要になります。
空き家の問題は、
- 相続
- 所有者不明土地
といった問題が絡んでいることも少なくありません。
まとめ
空き家の木が道路にはみ出して危険な場合でも、基本的には土地所有者が管理・伐採する責任があります。
ただし
- 通行の安全に影響
- 落下の危険
などがある場合には、道路管理者(自治体)が対応するケースもあります。
まずは
- 市町村の道路管理課
- 建設課
などに相談してみるとよいでしょう。
空き家や土地トラブルのご相談
空き家の問題は、
- 樹木の管理
- 境界
- 相続
- 所有者不明土地
など、複数の問題が絡んでいることも少なくありません。
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