こんにちは。茨城県結城郡八千代町の行政書士、くぼやです。
先日もブログで書いたように、混同しがちなのが「行政書士」と「司法書士」です。
(私も司法書士と間違われました…)

「行政書士と司法書士、名前は似ているけど何が違うの?」という質問をよくいただきます。
どちらも“書類の専門家”ですが、担当できる仕事の範囲は大きく異なります。
そこで今回は、この2つの仕事について解説していきます。
◆ 行政書士の仕事
- 官公署に提出する許認可申請(建設業許可、飲食店営業許可など)
- 契約書や遺言書などの作成サポート
- 相続や会社設立に関する書類作成・相談
👉 暮らしやビジネスの「入り口」を支える、身近な相談役です。
◆ 司法書士の仕事
- 不動産の登記(家を買ったときの名義変更など)
- 会社設立の登記、役員変更の登記
- 裁判所に提出する書類の作成
- 一定の範囲で裁判代理(簡易裁判所の訴額140万円以下の事件)
👉 「登記」の専門家であり、法律トラブルにも一部対応できる資格です。
◆ どちらに相談すればいい?
- 許可や契約書作成 → 行政書士
- 不動産や会社の登記 → 司法書士
- 相続関係 → 両方が関わることが多い(例:行政書士が遺産分割協議書を作り、司法書士が登記する)
行政書士と司法書士はライバルではなく、むしろ連携して仕事をすることが多いんです。
◆ まとめ
迷ったらまず行政書士に相談すれば、必要に応じて司法書士など他士業に橋渡しも可能です。
行政書士:許認可や契約書など、暮らしやビジネスの法務手続き
司法書士:登記や裁判所関連の書類、登記のプロフェッショナル
行政書士は“最初の相談窓口”
行政書士は、生活やビジネスに関わる手続きの「入り口」を担うことが多い資格です。
「誰に相談すればいいか分からない」――そんな時、まず行政書士に相談してみるのが安心です。
必要があれば他の士業と連携して、ベストな解決方法をご案内します。
行政書士くぼや事務所まで、どうぞお気軽に、お問い合わせください。